こんにちは、みんなの部長 はにわ です。
さて、前回わが「はにわダイエット部」の炎の鉄則として
「けっして無理をしない」
という話をしましたが、じゃあ
「無理はしなくていいって部長が言ってたから~♪」
「今日もいつもどおりスイーツ食べちゃお♪」
「運動はまた明日でいっか♪」
「(次の日になっても)今日もやる気出ない!また明日!!!」
なんてやっていたらやせるわけがありません。
甘えんじゃねぇでございます。
今のご自分の状態がダイエットを必要とする体なのだとしたら、残念ながら、なにかはやらないとやせません。
「無理はしない」
と
「なにもしない」
は違います。
日頃はそれなりにがんばらないとだめでしょうが。
なにせ、「ダイエットしたい」と思ったからには、自分の体にはなんらかの「気になる部分」があるはずです。
そしてその「気になる部分」を作ったのは、なにを隠そう
あなたのこれまでの、無意識による生活スタイル
なのですから。
そこを全く変えずに「やせる」という結果だけを欲しがるというのは
「歯磨きはしたくないけど虫歯にもなりたくない」
「虫歯になったけど歯医者には行きたくない」
「なんとか寝てる間に虫歯が治らないだろうか」
と言ってるようなもんです。
無理です。
歯磨きしてください。歯医者にも行ってください。
いささか唐突ですが、虫歯というと、はにわは元夫のことを思い出します。
(この話、ダイエットに繋がりますのでしばしおつきあいください)
元夫は夜お酒を飲むと、歯を磨かずに寝てしまう人でした。
「お酒は糖分なんだから、寝る前に歯を磨きなおしたほうがいいよ」
と心優しい妻(はにわ)が言っても、元夫は
「風呂に入るとき磨いたから大丈夫」
「朝に磨くから大丈夫」
などと言って、いつもなにもしないまま寝てしまうのでした。
これがまぁ、毎日つづきます。
そんな元夫が、ある日「頭が痛くて寝られない」と泣きながら訴えてきたのです。
なんと、歯が痛くてつらいのを、ずっと我慢していたらしいのです。
歯の痛みがだんだん強くなり、歯どころか頭まで痛くなってもまだ、痛み止めを飲みながらやり過ごしていたというから驚きです。
しかしそれも限界を迎え、とうとう泣きながら妻に白状したというわけです。
嫌がる元夫を、はにわは自分が妊婦歯科検診で利用した歯医者に行かせたところ、なんと元夫には健康な歯が一本もなかったことが判明しました。
当然虫歯の症状はかなり進行していて、元夫は歯医者通いと治療を余儀なくされたのでした。
虫歯は複数あり、そのどれもがかなりの重症だったので、当然治療も長引くし、内容も難しいものになります。
元夫はたびたび仕事を抜け出して歯医者に通い、毎回1万円を超すような治療費を請求され、
「ちばけとる(岡山弁で「ふざけてる」の意)」
と悪態をついていました。
が、
はにわはそれを聞いて思っていた。
「ちばけとるのはおまえだ」
だって、
だってよ???
毎日3分、いや1分でもいい。
歯を磨いてから寝れば、防げた事態じゃない?????
それをおまえ、
それすらめんどくさがって目の前のラクさに逃げて、
あげく泣くほど痛い目を(物理)みて、時間とお金をかけて治療してって、
ばっかじゃねぇのーーーーーーーーー!!!!!
元夫と離婚に至った原因は実にさまざまにありますが、中でもこの虫歯のエピソードはかなり重要な位置に置かれていたと思います。
なぜならこの話が、ヤツの
「目先のラクさを取ったため、その後に大きなツケを払う羽目になる」
という行動パターンをものすごく象徴的に表しているからです。
閑話休題、ダイエットの話に戻ります。
太ってしまう、ということも、結局はこの元夫の虫歯の話とおんなじで、
「目先のラクさ・楽しさを優先した結果、未来にツケを払う羽目になる」
というものだと思うのです。
「目の前のスイーツを我慢できずに食べちゃった」
「お酒を飲むと楽しくなって飲みすぎてしまう」
「めんどくさいから晩ごはんはカップ麺ですませた」
「階段を上るのはしんどいからエスカレーターでいこう」
こういった毎日のちょっとした
「めんどくさい」
「我慢したくない」
「楽しいことだけしていたい」
という「ラクな選択」が積み重なった結果、今の「太っている」という結果になってしまっているのです。
はーーーーー耳が痛い!!!!!!!!!!
(自らもダイエットの必要を感じている、ラクさに流されたはにわ)
「毎日1分、歯磨きの手間を惜しまなければ、こんな虫歯にならずにすんだのに…」
そう、ダイエットも、これと同じじゃないでしょうか?
毎日、ちょっとだけめんどくさいことをやる。
もっと食べたいスイーツを、1個だけでやめておく。
飲み会でも、二次会までは参加しない。
疲れて帰って来てもちゃんと晩ごはんを用意する。
エスカレーターじゃなく、階段を使う。
こういう、毎日ちょっとずつ自分に負荷をかけている人は、たぶん太りません。
それは、ちょっとだけめんどくさいこと。
たとえば、お酒を飲んだあと、寝る前に歯磨きをすることのように。
できれば、やりたくない。
でも、やらなければもっとめんどくさいことになるから、
ちょっとだけがんばって、やる。
ダイエットって、こんなもんでいいんじゃないんでしょうか。
たとえダイエットに成功して、やせたとしても、そのあとも人生は続きます。
このときに元の「なんにも負荷のかからないラクな生活」に戻ってしまえば、たぶん、やっぱり、また太ってしまいます。
いつも、「ちょっとだけがんばる」。
つらいダイエットは続きません。
でも、何もがんばらなければ、この先もずっと今と変わりません。
変わるためには、なにかはしなくてはいけないですよね。
でも、大げさなことじゃなくていいんじゃないでしょうか。
たとえば、めんどくさくても寝る前にはちゃんと歯磨きする、みたいな。
そういう「ちょっとだけがんばる」を積み重ねて、無理のないダイエットをしましょう!
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